葬儀・供養に関する基礎知識

核家族化が進んだ現代社会においては、ご自身が身内の葬儀の段取りを組んで進行しなければならないという機会は減りました。ましてやご自身の葬儀となると想像もつかないのではないでしょうか。

まずは一般的な葬儀の大まかな流れを以下においてご説明いたしますので、葬儀とはどんなものか、いざとなったときに慌てないようご確認ください。

病院から心肺停止の連絡を受ける
病室で医師と死亡確認を行う
死亡診断書の手配を行う
ご遺体を霊安室に移動させ、葬儀社の到着を待つ
ご遺体を搬送する
火葬許可書を受領、市区町村にて死亡届の提出を行う
火葬の日程調整および葬儀内容の確認を行う
火葬・収骨を行う
納骨する

身寄りのいない方、遺族に死後に関することまで任せたくない方などは、上記のようなご自身の死後に関する事務手続きを第三者に依頼することができます。
この契約を死後事務委任契約といいますが、身元保証人ともこの契約を行うことが可能です。身元保証人は契約者の死後、契約内容に基づき死後事務手続きを遂行します。

契約を結んだ身元保証人は、ご遺族に代わってさまざまな死後の手続きを代行することになります。
遺族に代わって病院から心肺停止の連絡を受け取った身元保証人は、医者とともにご契約者様の死亡を確認し、ご遺体を引き取ります。また、死亡診断書の手配を行い、葬儀社や関係者との契約も代行します。

さらには、参列者の予定を考慮しながら葬儀社とともに火葬の日程調整を行います。

このように身元保証人は死後事務委任契約の内容に基づいて、ご契約者様のご逝去から火葬、納骨まで親身になってサポートいたします。

死後事務委任契約は法律行為となるため、認知症などで判断力が不十分とされる方は契約を行うことはできません。それゆえ、お元気なうちから死後事務委任契約を検討しましょう。

なお、身元保証人は他にも以下のような様々なサポートをいたします。